看護部基本方針
「プロとしてひとりひとりを大切にする看護の実践」
- 患者の役に立てる専門性を追求する
- 患者・家族の立場に立って説明することができ、納得のもとの活動を目指す
- チーム医療の要になれるよう努力する
看護部教育理念
沼津中央病院の理念に基づき、看護職としての能力を有し、協調性のある人材を育成する。
教育目標
- 専門的知識や技術を身につけ、安全で安心・安楽な看護を提供できる人材を育成する
- チームの一員としての立場と役割を認識し、責任のある行動がとれる人材を育成する
- 自主的な学習を奨励し、充実感・満足感を得られるように支援する
看護提供方式
モジュール型プライマリーナーシング+機能別看護
この看護提供方式は、チーム制・プライマリ制・機能別の各利点を活かしつつ、各欠点を補う方式として考えられています。
精神科看護師の業務内容
外来
必要に応じて、医療相談部門やデイケア・訪問等の専門部署と連携します。
静岡県東部ではまだ数少ない児童精神外来を行っています。
入院時
入院時情報を基にアセスメントし、安全や安心が得られるような看護を提供します。
入院中
生活治療プログラム
精神的支えとして
闘病意欲が持続できるように患者さんにアプローチすることも重要な仕事のひとつです。
病棟活動の運営
病棟には様々なプログラムや日課が行われています。バイタル測定、洗面・入浴・食事等の生活指導、服薬指導、レクリエーション、作業療法、心理教育等に関与し、実践します。
退院時
関係部署や諸機関との調整を行います。必要に応じて患者さんの自宅に訪問し、実際の生活環境等を把握し、退院時指導を行います。
その他、精神科看護師が活躍する部門・部署
精神科看護師が活躍する場は、外来・入院といった場だけではありません。患者さんが地域で生き生きと暮らせるよう支援する部門・部署として、デイケアや訪問看護ステーションがあります。
看護師の育成(教育体制)
目標管理
平成13年度より、目標管理を導入しています。
目標管理とは、人が目標によって管理されるというのではなく、目標を持つことによってセルフマネジメント(自己統制)し、組織と個人を結び付け、その果たすべき目標を達成していく手法です。
キャリア開発段階評価表
平成14年度より、プライマリナースとしてのキャリア開発を目指し、導入しています。自身の成長を自己評価し、次期課題を明確にします。目標管理と結び付けることで動機づけを強化します。
現任教育
プリセプター制
新人1年目(経験者も含む)には1年間プリセプターが付きます。相談役として、精神的支援および技術の習得支援を行います。
専門資格や認定への支援
医療安全管理者養成研修、実習指導者養成研修、感染管理に関わる研修、精神科認定看護師などの資格や認定取得に向けて支援します。
院外・院内研修および研修制度
学会への参加や外部研修会への参加のための研修制度があります。
看護部教育年間スケジュール
4月 | 入職時オリエンテーション、新人実務研修(基礎看護技術・精神科看護の基礎)、院内新人研修会、学生指導者研修、プリセプター研修 |
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5月 | 法人主催新人研修、フォロア研修 |
6月 | 看護基礎業務研修 |
7月 | 看護基礎業務研修、看護過程研修 |
9月 | 学生指導者研修、フォロア研修 |
10月 | 看護基礎業務研修 |
11月 | 看護基礎業務研修、法人主催中堅職員研修 |
12月 | ステップアップ発表会、看護過程研修 |
1月 | 学生指導者研修、フォロア研修 |
2月 | 研究発表会、新人振返り研修、プリセプター研修 |
毎月1回 | 看護教育研修(疾病等の基礎) |
院内研修
感染対策・行動制限最小化・ディエスカレーションなど
特定行為研修
「当院は特定行為研修指定機関の公益社団法人有隣厚生会富士病院と連携して、特定行為研修の協力施設となっております。他施設の研修生も受け入れています。」